2015年03月30日

アトピーにも療養期間を

アトピー性皮ふ炎は“単なる湿疹、命に別状ない”と思われがちです。

でも、アトピーを持っている本人は毎日、毎日かゆみや痛み、
そして、精神的な苦痛の連続で大変な思いをしています。

一般的に、病気には“急性期”“回復期”という考え方があります。
一番、病状が悪い“急性期”は患者さんは仕事や家事、勉強を後回しにし、治療に専念しなければなりません。

体に負担になることは一切避け、安静を図るのもこの時期です。
お医者さん、看護師さん、家族、みんなが理解して、患者さんを手伝いますよね。


ところが、アトピーの場合は“命に別状がない”との考えから、“アトピーで仕事や勉強を後回しにする必要はない”とか“休養や安静なんて必要ない”と思われ、病状がひどくなっても、休養を取ることがまわりの人に理解されないことが多いと思います。


でも私は、アトピーが一番重症なとき、つまり、一般の病気でいう“急性期”には、たとえ命に別状がないとしても、休養や安静が必要だと思っています。

仕事や家事、勉強を後回しにしても“今、しんどい状況からあらゆる手を尽くして抜け出さなければならない時期”というのが、アトピーにもあると思うのです。


私が一番、アトピーがひどかったときは、食事のときのはしの上げ下げすらつらく、夜も痛みやかゆみで眠れず、勉強にも集中できませんでした。

お風呂に入るのにも一苦労で、毎日の最低限の生活を送るのもやっと、ということが1年以上あったのです。

特に、ステロイドを抜いている最中は症状が悪化しやすく、身体的にも精神的にも一番しんどく、消耗した時期だったと思います。

しかし、家族は“アトピーなんて命に別状がない”との考えから、私が休養を取ったり、安静にして横になっていることを良く思っていませんでした。


今、うつ病が広く社会に知れ渡るようになって、“うつ病には十分な休養と療養が必要”という考えが当たり前になっています。


私は“アトピーにも休養や療養が必要。家族やまわりの人に、アトピーにも急性期があり、休養や安静を取るための療養期間が必要だということを理解してほしい”と思っています。
posted by まめれん at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | アトピー性皮ふ炎の治療ついて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

新しいヘアコンディショナー探しをします

7年ぶりにブログの更新したら、10年以上愛用していたヘアコンディショナーが販売終了していたことに気づきました…ガーン…

(詳しくはこちら→http://www.ishizawa-lab.co.jp/islabo/treat.html

いろいろ、吟味に吟味を重ね、愛用していただけに…残念です。
こんなに自分の肌と相性の良いヘアコンディショナーもなかったのですが…。


ということで、気持ちの切り替えて、さっそく新しいヘアコンディショナーを探しに行きましょう(笑)。


以前、“全ては化学薬品”でも書いた通り、私の新しいヘアコンディショナーを探す基準は

@入っている成分が少ないこと
A防腐剤が少ないこと(パラベンは不可)

です。


さらに、成分表を見るときに気をつけなければならないのが、“入っている成分が書かれている順番”です。


これも薬学博士に聞いた話なのですが、
「化粧品や薬品の成分は必ず、“入っている量が多い順番”で書かれている。だから、成分表を見て防腐剤が先に書かれていたら、たくさん入っている可能性があるから、書かれている順番にも気をつけなさい」
ということでした。


へー、そうだったんだ。


たとえば、前回取り上げた天使の美肌水超しっとりの成分表には…

天使の化粧水成分.jpg

このように@水、Aグリセリン、B尿素、Cヒアルロン酸Naと書かれています。

ふむふむ…つまり、天使の美肌水超しっとりに入っている成分は、
一番多いのが水、次にグリセリン、3番目に尿素、そして一番少ないのがヒアルロン酸Naということになりますね。


この基準に照らし合わせると、防腐剤を避けるためには

“成分表に表示されているかどうか”

そして

“成分表に表示されている順番が先か後か”

を確認する必要がある、ということになります。


ヘアケア商品はどうしても防腐剤が避けられないので、できるだけ防腐剤が成分表の後に書かれているものを探した方がよさそうです。

そんなこんなで、しばらく近くのドラッグストアなどを見て回ります。
良いヘアコンディショナーに出会えると良いなあ…。
posted by まめれん at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘアケア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月28日

Twitterのアカウントを作りました

7年間の間にWEBの環境が変わっていて、びっくりしています。

最近はSNSとの連動が多いので、このたびTwitterにこのブログのアカウントを作りました。
アカウント名はryo yukimi、アカウントは@ryo_yukimiです。
また、ページの右下にはQRコードも設置しました。

スマホなどからアクセスするときに、ご利用ください。

なお、ブログへのコメントはTwitterではなく、ブログに投稿してください(匿名でかまいません)。

今後も、よろしくお願いいたします。
posted by まめれん at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アトピー女子の悩み2

アトピー性皮膚炎というと、普通の人は「単なる湿疹だし、命に別状があるわけじゃない」と考えることが多いと思います。

でも、これってアトピー女子にはキツイです。

アトピーって一日中、強烈なかゆみに襲われる病気なんです。
“かゆみ”って“痛み”と同じくらいつらいんです。

たとえばほとんどの人は蚊に刺されたことがあると思います。
そのときの“かゆみ”ってどうでしたか?
蚊に刺されて、刺されたところがかゆくて、よく眠れなかった、ということがありませんでしたか?


アトピーは、“強烈なかゆみ”が続く病気です。
全身、蚊に刺されたような“強烈なかゆみ”に一日中襲われます。
私はあまりのかゆみに眠れなくなって、お医者さんに睡眠薬を処方されたことがありました。
“かゆみ”による不眠障害になったのです。


さらに、アトピー女子にとってもっとつらいのが“見た目”のことです。

アトピーって患部が赤くはれるだけじゃなく、浸出液という黄色っぽい汁が出たり、治りかけの皮膚がかさぶたになってフケのようにポロポロ落ちたりします。

これって、年頃のアトピー女子に一番つらいことではないでしょうか。


まわりを見渡せば、健康な友だちや同級生がお化粧をしたり、服を買ったり、おしゃれを楽しんでいるのに、自分だけがアトピーのせいで、おしゃれもできないし、不潔に見える…。


だからといって、親しい人に相談しても「アトピーは命にかかわる病気じゃないんだから、気にするんじゃない」って言われて、わかってもらえないことの方が多いです。


確かにアトピーで死ぬことはありません。
でも、アトピーの症状がつらくて死にたくなったり、本当に死んでしまう人もいます。

アトピーの人のつらさや苦しみを、もっと多くの人に理解してほしいと思っています。
posted by まめれん at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アトピーの悩み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月26日

お茶しませんか

このブログをお休みしていた7年間を振り返ると、いくつかずっと変えていないものがあります。

1つ目は何度もご紹介しているシャボン玉石けんビューティーソープ


私はいつも10個くらい大人買いします。


2つ目は天使の美肌水


これも5本くらい大人買いします。

次にISLABO成分無添加トリートメントなんですが…。
Amazonで取り扱いをやめたのでしょうか?
それとも製造元が製造を取りやめっちゃった?

Amazonではいつも3本くらいまとめ買いしていました。


体の外に触れるものはだいたいこのくらいなのですが…。
1つ忘れていたのが、“お茶”です。

私は毎日、“グアバ茶”、別名“シジュウム茶”なるものを飲んでいるのです。




このお茶を飲みはじめたきっかけは、行きつけの薬局でたまたま見つけたことでした。

当時、なかなかアトピーが良くならなくて悩んでいたとき、ビワ茶がアトピーに効くということを雑誌で読んで探しに行ったのですが、その薬局では売っていなかったのです。

そのとき、たまたま、その薬局で“飲み続けるとアトピーに効きますよ”と宣伝して売っていたのが“シジュウム茶”でした。


私は「気休めにでも飲んでみるか」くらいの気持ちで飲みはじめました。
そうしたところ、飲み続けているうちに少しずつ湿疹が出にくくなってきたのです。

ただ、このお茶、“おいしくない”というよりも…正直、“まずい”んです。
味がとても受け付けなくて、2〜3か月飲まないこともありました。そうするとまたアトピーが再発しやすくなり、再び飲みはじめるようにしたのです。

今では毎日、職場で飲んでいます。
職場で水分を摂るときは、このお茶で摂ります。

飲み方は、マグカップにグアバ茶のティーバックを入れて、何度もお湯を足して飲む、という感じです。
だいたい、3〜5回くらい入れ替えて、トータルで1日500mlくらい飲んでいると思います。


Amazonでの取り扱いも多く、値段はピンキリですが、違いはティーバックに入ってる茶葉の量みたいです。
最初は2,000円で30パックのを買っていましたが、その製品はティーバックに8gくらいの茶葉が入っていました(メーカーは忘れました。すみません)。

今は近くの薬局でだいたい500〜1,000円くらいのものを購入して飲んでいます。
最近のグアバ茶は味が柔らかくなっていて、前より飲みやすくなっていると思います。


石けん、化粧水、体の外から入るものに注意することは必要ですが、体の中からアトピーになりにくくすることも、アトピーを改善させるのにとても役立つと思います。
posted by まめれん at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | お茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月25日

アトピー女子の悩み

ここ数年、“○○女子”と名付けるのがはやっていますね。

そこで思いついたのが“アトピー女子”という呼び方です。

一昔前はアトピーを持っている人(子ども?)を“アトピっ子”と呼んでいましたが、大人のアトピーも多いですし、ここは“アトピー女子”でどうでしょうか?

もちろん、男性にもアトピーを持っている人がいるので、彼らは“アトピー男子”になるかな?


さて、アトピー女子って悩みがつきないと思います。
むしろ、自分のアトピー治療歴を振り返ると、病院探しも一苦労で、家族にも病気のつらさや深刻さをわかってもらえず、大変なことが多かったと思います。


そういう中で、一番、心の支えになったのは“見返りなく自分のそばにいてくれる人”でした。

アトピーが重症化すると本当になにもできなくなります。
友だちとも遊べなくなるし、日常に制限が多いし…。
とにかく孤独になりやすかったと思います。
感謝の気持ちがあっても、体も心もつらくて何もお返しができません。

そういう時、見返りなくそばにいてくれる人のいることが、とても助かりました。


“見返りなくそばにいてくれる人”は家族とは限らないかもしれません。
友だちだったり、恋人だったり、仕事仲間だったり…。
人によっては病院のスタッフがかけがえのない存在になったりすると思います。


私はブログを通してですが、アトピーを持ってつらい思いをしている人、“アトピー女子”や“アトピー男子”のそばにありたいと思っています。
posted by まめれん at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | アトピーの悩み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月24日

すべては化学薬品

私が化粧品で悩んでいたとき、ある薬学博士がこう教えてくれました。

「石けんでも化粧品でもそうだけど、あれは全部ひっくるめて化学薬品なんだよ」

んん…?
どういうことでしょうか?

薬学博士曰く「世の中、市販されているものも病院で処方される薬も含めて“すべてが化学薬品である”」ということなんだそうです。

そして、化学薬品の基本的な考え方は
“入っている成分が少なければ少ないほど安定している”→保存しておいても性質が変わりにくい
“入っている成分が多ければ多いほど不安定”→保存しておくと性質が変わりやすい

さらに、
“化学薬品の変質を防ぐために防腐剤を入れる”
ということなのだそうです。

そしてそして、“防腐剤”の代表的なものがよく化粧品などで入っている“パラベン”なのだそうです…。

しかし、パラベンに代表される防腐剤は人間の体に良いとは限りません。
むしろ、お肌に刺激があることの方が多いのだとか…。

そして、その薬学博士は
「○○とか××(有名化粧品メーカー)の化粧品なんてたくさん成分が入っているんだかた、どれだけ防腐剤が入ってるかわかったもんじゃない。そんな危険な薬品を毎日、肌に直接ぬるなんて肌に良いわけがない。高いお金を出して肌を傷めているようなもんだ。そういう化粧品はまめちゃんは使っちゃダメだ」
と言っていました…。

つまり、“たとえ肌に良い成分が入っていても、たくさん入っているとそれだけ防腐剤もたくさん入っているから、かえって肌に悪いよ”ということなのです。


確かに、化粧品の箱やビンには

天使の化粧水乳液.jpg

このように裏面などに成分が書いてあります。


うーん、そうすると天使の化粧水は…

天使の化粧水成分.jpg
ふむふむ、@水、Aグリセリン、B尿素、Cヒアルロン酸Na…計4つの成分が入っている薬品だとわかります。
一般の化粧品にくらべると少ないですね…。
性質が安定した薬品で、防腐剤を使っている可能性は低いか、少ないか…。
少なくとも“パラベン”らしき表示はないので、私の肌には合格と言えます。


では、せっかくですから天使の乳液も見てみましょう。

天使の乳液成分.jpg

@水、ABG、Bグリセリン、Cスクワラン、Dホホバ種子油、Eステアリン酸PEG−40、F尿素、Gステアリン酸、Hパルミチン酸セチル、Iエチルヘキシルグリセリン…。
10種類以上の成分が入っている薬品です。

どうも天使の乳液は化粧水にくらべると性質が不安定で、防腐剤が入っている可能性が大です。
使うときに注意しないといけないかもしれません。

つまり、成分表からすると

“天使の美肌水は天使の乳液より入っている成分が少なく、安定した薬品。だから入っている防腐剤が少ない→肌に優しい”
“天使の乳液は入っている成分が多いので、天使の美肌水より不安定な薬品。これだけ入ってるなら、防腐剤も入っている可能性が高い→肌に優しくないかもしれない”

ということになります。


要は

「化粧品もシャンプーも石けんも薬品。入っている成分ができるだけ少ない商品を選んだ方がお肌に安全」

ということです。

この法則で商品を選ぶと新しいコスメやシャンプーなどを選びやすくなります。
まずは、“すべての化粧品、シャンプーなどは化学薬品”という考え方からはじめてみましょう。
posted by まめれん at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 洗剤とコスメの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月23日

“美肌”…?

このブログから離れて7年間、いろいろありましたが、1つ印象に残ったことがあります。
最近になって、「肌がきれいだね」と女性の方から言われるのです。

私は早く、他の健康な女性と同じように化粧をしたくて、したくてたまらなかったのですが、結局アトピーと敏感肌のためにファンデーションもぬることができませんでした。

ところが、最近、特に年配の女性から「肌がきれい」とほめられます。
「化粧品、何を使っているの?」
とか
「スキンケアはどうしているの?」
とか聞かれますが……そういったものはないのです。

私のお肌のお手入れはいたってシンプルで、“天使の美肌水”のみ。
髪の毛も石けんで洗い、メイクは最低限のアイメイクのみ。
ファンデーションなんてとんでもない。

ところが、ファンデーションを使って過ごしてきた女性に比べると、そうした化粧品を使っていない私の肌の方が他の人から見るときれいに映るようです。

男性はどう思っているがわかりませんが、不思議なものです。

今も使っているのはこの化粧水だけです。



安くて、全身に惜しげもなく使える化粧水です。

この化粧水の優れたところは、また次回ご説明しますね。
posted by まめれん at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ノーメイクの不思議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再スタートします

このブログをお休みして、7年が過ぎました。

今でも、訪れてくれている人がいて、うれしいです。

お休みしていた理由はいろいろあるのですが…、一番の理由は自分の書いた記事が本当に読んでいる人の役に立っているのかどうか…。


3年お休みして、ふと自分がアトピー持ちであることで、いろいろ勉強になったことに気づきました。

アトピーは本当に大変な病気です。
見た目にも、精神的にもダメージが大きいです。

自信をなくすし、つらいことが多いし…。
乗り越えるために知恵が必要なんだと思います。

そして、今、アトピーでつらい思いをしている人にとっては精神的な支えが必要だと思っています。


そう考えて、もう一度、このブログをはじめようと思いました。

今後とも、よろしくお願いいたしますぴかぴか(新しい)
posted by まめれん at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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