「石けんでも化粧品でもそうだけど、あれは全部ひっくるめて化学薬品なんだよ」
んん…?
どういうことでしょうか?
薬学博士曰く「世の中、市販されているものも病院で処方される薬も含めて“すべてが化学薬品である”」ということなんだそうです。
そして、化学薬品の基本的な考え方は
“入っている成分が少なければ少ないほど安定している”→保存しておいても性質が変わりにくい
“入っている成分が多ければ多いほど不安定”→保存しておくと性質が変わりやすい
さらに、
“化学薬品の変質を防ぐために防腐剤を入れる”
ということなのだそうです。
そしてそして、“防腐剤”の代表的なものがよく化粧品などで入っている“パラベン”なのだそうです…。
しかし、パラベンに代表される防腐剤は人間の体に良いとは限りません。
むしろ、お肌に刺激があることの方が多いのだとか…。
そして、その薬学博士は
「○○とか××(有名化粧品メーカー)の化粧品なんてたくさん成分が入っているんだかた、どれだけ防腐剤が入ってるかわかったもんじゃない。そんな危険な薬品を毎日、肌に直接ぬるなんて肌に良いわけがない。高いお金を出して肌を傷めているようなもんだ。そういう化粧品はまめちゃんは使っちゃダメだ」
と言っていました…。
つまり、“たとえ肌に良い成分が入っていても、たくさん入っているとそれだけ防腐剤もたくさん入っているから、かえって肌に悪いよ”ということなのです。
確かに、化粧品の箱やビンには

このように裏面などに成分が書いてあります。
うーん、そうすると天使の化粧水は…

ふむふむ、@水、Aグリセリン、B尿素、Cヒアルロン酸Na…計4つの成分が入っている薬品だとわかります。
一般の化粧品にくらべると少ないですね…。
性質が安定した薬品で、防腐剤を使っている可能性は低いか、少ないか…。
少なくとも“パラベン”らしき表示はないので、私の肌には合格と言えます。
では、せっかくですから天使の乳液も見てみましょう。

@水、ABG、Bグリセリン、Cスクワラン、Dホホバ種子油、Eステアリン酸PEG−40、F尿素、Gステアリン酸、Hパルミチン酸セチル、Iエチルヘキシルグリセリン…。
10種類以上の成分が入っている薬品です。
どうも天使の乳液は化粧水にくらべると性質が不安定で、防腐剤が入っている可能性が大です。
使うときに注意しないといけないかもしれません。
つまり、成分表からすると
“天使の美肌水は天使の乳液より入っている成分が少なく、安定した薬品。だから入っている防腐剤が少ない→肌に優しい”
“天使の乳液は入っている成分が多いので、天使の美肌水より不安定な薬品。これだけ入ってるなら、防腐剤も入っている可能性が高い→肌に優しくないかもしれない”
ということになります。
要は
「化粧品もシャンプーも石けんも薬品。入っている成分ができるだけ少ない商品を選んだ方がお肌に安全」
ということです。
この法則で商品を選ぶと新しいコスメやシャンプーなどを選びやすくなります。
まずは、“すべての化粧品、シャンプーなどは化学薬品”という考え方からはじめてみましょう。